もうすぐ、スポーツの祭典Olympic が開催される。
athlete達の熱い熱い戦いが繰り広げられる。
たいへん楽しみである。
出典:公益財団法人日本オリンピック委員会
世界の最高峰に立つには、勝って勝って勝ち続けなければならない。
勝ち続けるのは、大変な事である。
素人は、「頑張れ」としか応援できないが、頑張るだけでは、勝ち続けることは難しいだろう。
勝ち続けたathleteだけが世界の頂点に立てる。
表彰台に立ったその時その瞬間、athleteだけしか味わえない最高の感動 感激があるのだろう。
頂点に立ったathlete達の自国の国家演奏。
演奏中誇らしげにしている姿が目に浮かぶ。
愛国心が溢れている。
Paris Olympicでは、「君が代」を何回聞けるだろうか。
たくさんたくさん聞きたい。
楽しみである。
熱い感動を届けてほしい。
出典:公益財団法人日本オリンピック委員会
我が国の国家は、「君が代」。
世界で最も短い国歌に入るそうである。
改めて見直してみた。
日本の国家、古今和歌集に収録されている短歌のひとつだったとのこと。
この短い文章の中に深い思いが込められているようだ。
この短歌を国家に採用した明治の頃の日本人には、文章の持っている意味を深く理解できたであろう。
現代の人には、伝わりにくい表現かもしれない。
辞書を調べれば単語の意味は、知ることが出来る。
編者のこだわりがあり辞書毎に少~し解説文が違うらしい。
辞書に触れることの少なくなっている現代。
改めて辞書を眺めては如何かな。
たくさんの情報が詰め込まれた辞書から、きっと新たな発見がある。
例えば「心部」。
怨 急 忘 念 怒 忽 志 忍 忠 思 怠・・・「心」の上に乗る字によって意味が違ってくる。
多彩だ。
話がそれたが、この短い文章の表現からこの歌に込められている想いを読み取り、心に刻みたい。
そして、日本語の素晴らしさを感じとりたい。
国歌の中の「さざれ石の」の箇所を考えてみた。
この箇所を、「さざれ」「いしの」と区切って歌う方がいる。
小生もその一人である。
意味を理解していなかったために違和感がなかった。
ご存じの御仁も多いと思うが、「さざれいし」は、「細石」と書く。
「細石」と書くが、本物は、大きく硬い。
「細石の巌」・・・長い~長い年月をかけて地球が作った石である。
大小さまざまな石が一つの大きな塊となって硬い石になっている。
一つの硬い塊 巌になるのにどれほどの力と年月がかかるのだろう。
地球の力の凄さと時間の長さを感じる。
1000年くらいは、ほんの一瞬だろう。
「さざれ石の巌となりて こけのむすまで」の一節ついて、個人的な勝手な解釈で、思いを巡らせてみたい。
・多民族の人たちが、違いを乗り越え一つになった国を作り末永く暮らす。
・大小様々な部落がお互い助け合う国を作り末永く暮らす。
・様々な氏族が一つになって、争いの無い永く暮らせる国を作る。
・様々な人種の人たちがお互いに認め合い末永く暮らせる一つになった国を作る。
・様々な職業の人たちが互いに協力しあいながら一つになり未来永劫の国を作る。
・様々な階級の人たちが、豊かに一つになって末永く暮らせ続けられる国を作る。
こんな思いがあっても良いだろう。
Olympic symbolsは、ご存じのように世界の五大陸と、その相互の結合、連帯を意味している。
世界の人たちが結束して行われる大会と平和への願いが込められているとのこと。
飛躍して思いを巡らせてみると、日本の国歌にある「細石の巌」と通じるような気がする。
「君が代」は、10世紀初頭に作られた古今和歌集の一つ。
この時代から現代まで、日本人の心の奥深く流れている平和への熱い~熱い思いかもしれない。
叫べ 「世界平和の元祖 日本」。
全国各地にさざれ石の産地があるが、下記の様な紋所と説明書があるのは、希少であろう。
是非一度は、訪れてみては如何かな。
たどり着けたらラッキーかもしれない。
出典:越智前社長のおちゃめ日記
この地域の近隣に「ひの字渓谷」というところがある。
四季を通じ雄大な景色を楽しめる。
春には、萌える木々の眺め。
夏には、深い緑の木々の景色。
秋には、紅葉の大パノラマ。
冬には、雪景色を楽しめることもある。
こんな雄大な景色を見れるスポットまで、意外と車で簡単に行くことが出来る。
便利な時代である。
川の水も澄んでいてきれいである。
何もかも忘れて見とれてしまう素晴らしい渓谷。
祖谷絶景かな、絶景かな。一度ご覧あれ。
出典:にし阿波~剣山・吉川観光圏
この地域は、日本の三大秘境のひとつでもある。
義経のいじめから逃れるようにして、この地にやってきた人々が根を下ろしたとの言い伝えがある。
一説には安徳帝もお住みだったとか。
病気で崩御され荼毘に伏されたとのこと。
荼毘の場所と祀られている神社があるそうだ。
この神社には、鳥居が無い。
歴史好きの御仁は、一度訪れてみては如何かな。
もしかしたら、この神社に辿り着けないかもしれない。
壇ノ浦で入水したのは、影武者との一説もある。
この地で、弓、刀、槍を鍬に持ち替え、時には自然と闘い、時には自然に適応しながら今日まで綿々と平和に暮らしてきた営みがある。
今は、国連食糧農業機関より世界農業遺産に認定された傾斜地農耕システムとして登録されている。
斜度40°にもなる斜面で数百年も生活を営んできたのである。
傾斜地に張り付くように作られた集落。
時代や環境の変化に適応しながら伝統的な作物・文化を育て継承してきた祖谷の人々に頭が下がる。
祖谷はやほんとうに凄い。
この地では、お米を作ることが難しかったので、ソバや麦、雑穀。
アワ、ヒエ、キビ、やつまた(シコクビエ)などを育ててきたとのこと。
この傾斜地農耕システムは、未来に向けても持続可能なものと認められて、食と農の危機的状況や生態系の破壊など世界が直面する問題解決にもつながるものと評価されたそうである。
見習いたい。
参考に、世界農業遺産に認定される評価ポイントは、
・食と暮らしを支える。
・生物、植物の宝庫
・伝統と自然を守る。
・風土に根付いた文化
・人と環境が調和した景観
だそうである。
この景色の見える地域へボンネットバスに揺られながらゆくのも、これまた楽しかろう。
独自の技や知恵を培って、自然を守り、生命を守り、集落を守ってきた人々。
祖谷凄い。
出典:三好市、世界農業遺産推進協議会
『土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう。』(天空の城のラピュタ)
水と風は100年かけて森を育む。
出典:三好市、世界農業遺産推進協議会
『地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う』(君をのせて 宮崎駿)
失われし大地との絆
松尾