こんにちは。
台風一過。夏の終わりを感じる今日この頃です。
さて、8月は子供たちの大好きな夏休みでした。
小学校3年生になる息子も、夏休みはいつもより長くゲームが出来て楽しそうに過ごしておりました。
自分のお金で「AS○RONE○R」を買っていたのも印象的です。(マイ○ラみたいな星開拓ゲーム)
平和に過ごし、私とは違って宿題を休みがはじまって早々に終わらせるあたり素晴らしいと思っていたのに、始業式の日に夏休みの工作が必要だったことに気付き、始業式が金曜日だったのをいいことに土日で夏休みの工作をすることになってしまいました。
いや、もう夏休みやないやん…
とにもかくにも、さてさて何を作ろうか…
息子は、「ゴム鉄砲と的!」と申しておりますが…
(それは作っても全然面白くないやろ!俺が)
と父は考え、
考え、
考え、、
考え、、、
た結果、「投石機」に決定しました。パチパチパチパチ
(息子は言いくるめた)
英語でカタパルトと呼ばれる攻城兵器ですが、火砲が登場した後も安全性や威力等の面から併用される場面が多かったといいます。
何気に現代でもデモとかで使われていてイメージが…。
ただその仕組みですが、知れば知るほど面白い!
位置エネルギーや弾性エネルギーを利用して、物体を遠くに飛ばすことに最適化を求めた結果が全てここに詰め込まれていました。(種類がいくつかあるよ)
本当は位置エネルギーを利用したトレビュシェット式の投石機を作ってほしかったのですが、めんどくさいという息子の意見を尊重し、ゴムの弾性を利用した簡単なものを作ることにしました。
トレビュシェット式の図
(本当はこれをつくってほしかった!)
簡単な設計図を書いて、
割り箸と輪ゴム、プラスチックスプーンをつかって組み立てていきます。
父は自分がやりたいのを我慢して監督に努めます。
そして完成したのが、こちら↓↓↓
シンプルなつくり!
ちなみに石とか飛ばしたら危ないので、ティッシュを軽く丸めてアルミ箔で優しくコーティングしたものを飛ばします。
ピューン
ピューン
やだ、楽しい…
妹も夢中✨
ネットで「夏休みの工作」と検索をかければ様々なものがヒットします。
でも、それだと世の中には同じものばかりがあふれてしまう。
今回、「ゴム鉄砲」が嫌だったのはソレが夏休みの工作で検索した結果でヒットしたからです。
(これが本当の理由)
それでも、今回作ってもらった「投石機」は、息子のやりたかった「モノを飛ばして的に当てたい」、「自分が楽しく遊びたい」という希望を見事に叶え、そして「武器が好き」という男の子ならだれでも好きであろう事柄をもクリアした結果になりました。
あまのじゃくと言われればそれまでですが、「誰かと同じじゃツマラナイ!」といった感覚を常に持っていないと、仕事の場面でもものの見方が囚われてしまい、お客様の希望、意図するところを製品に落とし込むときに型にはまったものづくりになってしまう気がします。
物事には様々な見方があって、見る角度が違えば当然目に映る景色も違います。
案外「次世代のためのものづくり」も見る角度を変えるだけで実現可能かもしれません。
そんなことを意識しながら、目の前の案件に取り組んでいこうと思います。
Peace✌
メガネをかけたT橋(製作工事部)